TVシリーズの様に続く話で毎回映画並みのクオリティを
アニメを見る人の願いですね。
それを叶えていると言っても過言ではないのが『劇場版 空の境界』。
最近は3部作映画とか新劇場版エヴァの様に4部作もありますが、1つの作品を全7章の7部連作アニメ映画として公開する作品は過去に類がありません。
その「空の境界」最終章の7章が今月8日から公開です
そのためか、先日TBS系で深夜に特集番組が組まれてました。
空の境界 特集 内容は「空の境界」についてとか、1〜6章までのダイジェスト、あとはufotableさんとこの仕事風景と7章をチラッっとでした。
7章は上映時間がこれまでの章の中で最長らしいですよ、たっぷり楽しめそうです。
まだ「空の境界」の映像化の話は無かった頃、空の境界をアニメ化するとしたら7章もあるので、2時間程度の映画では絶対に収まらないため、OVAや新月譚月姫のようなTVシリーズとして制作されるのだと思っていたら、連作映画として映像化されることに。
映画並みのクオリティで、しかも空の境界全7章をしっかり楽しめることになるとは、実に嬉しい誤算でした。
とはいえ、新宿テアトル系の他、全国で10箇所程度しか上映されない規模の小さい映画なので、見に行かずにDVDが出るまで待ちました。
そのためか、Amazonなどでは年間DVD予約ランキングに影響するほどの売り上げだったようです。
アニメ好きには比較的知られてる作品なのに見れる場所が少ないのでは、全国規模でアニメが見れない地方のテレビ番組事情と同じ現象です。
必然的に購入者も増えるわけです。
ある意味、効果的な販売戦略なのかも・・・

1章「俯瞰風景」を見たときは、映像の美しさにこだわりつつ、「空の境界」の雰囲気を両立させた完成度にとても満足でした。
飛び降り死体描写や怖いシーンがあるのにどこか洗練されていて、むしろそうゆう題材で描かれた芸術的な作品に思えました。

幻想的なBGMも秀逸で、それだけでも場の雰囲気を感じとれます。
見せ場の戦闘シーンの音楽も鳥肌もので、「なら、殺さなくちゃな!」のセリフから始まる映像も流れるような動きとテンポ、そしてCG描写の素晴らしさも相まって着地のシーンは背筋がゾクッとする感覚がありました。
この感覚はどの章の戦闘シーンにも同じことが言えます。
それまでは「静」な描写だったのが一気にテンポアップする「動」へ切り替わるところは毎回目が離せませんでした。
空の境界の戦闘シーンの特徴として、常に映像視点が動き続ける描写も特筆箇所だと思います。
作る側からすると空間把握とか大変そうです。
特に5章終盤の戦闘ではその表現力が発揮されてます。
空の境界 各章ハイライト
自分は死体や残虐シーンがある作品は気分が悪くなるので見ないようにしてますが、空の境界に関しては、全体の映像美とその世界観の雰囲気が魅力的なせいか、マイナス要素にはなりにくいです。
各章ごとにある名ゼリフもかっこよすぎですね。
特に3章の「生きているなら、神様だって殺してみせる」は一番式らしいセリフだと思いました。

主題歌を歌うKalafinaに関しても、イメージに合う抜擢です。
毎章ごとにその章のイメージを歌に出来てます。
特に1章EDの『oblivious』は名曲です。
個人的には2章EDの『君が光に変えて行く』の静かな力強さもいいですけどね。

先日、発売されたばかりの6章「忘却録音」も見ましたが、鮮花の魅力がいっぱいでした。
空の境界キャラの中では一番感情表現豊かですし、帰省時のあの「してやられた」表情は傑作です。
変態呼ばわりされても認めるしかない自分にふてくされてる鮮花が微笑ましくも思える。
メインテーマBGMも今までとは打って変わって社交界のダンスのような華やかさと気品あるテンポ。
戦闘シーンも妖精の動きと鮮花の魔術エフェクトが綺麗で、迫力・美しさ共に満足です。
水樹奈々の「よくってよ」セリフが迷演技で耳に残りますね。

そしていよいよ最終章へ
空の境界7章公開
折角の最終章ですし、都合が付けば今回は映画館に見に行こうかと思います。
ちなみに私は原作読んでません。
原作を知らない方がアニメとしての「空の境界」を楽しめますし、映画を見終わってから補完の意味で原作を読もうと思っています。
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