ハルヒ26話はライブアライブの回・・・。
「涼宮ハルヒの憂鬱」作品内で1,2を争う(と私的には思ってる)カッコイイの曲「God knows...」がお披露目される回です。
もう既に見た方も多いかと思われますが(ってゆうかハルヒ好きな人は見てるはずですが)久しぶりに見ると、「ライブアライブ」は文化祭故のいろいろな楽しみ方があります。
序盤はキョン君が校内をぶらつき、コンピ研チラッっと登場したり(おそらくあのゲームですね)、メイド焼きそば屋巡ったりしてます。
あとで詳しく書きますが、この時点で注意してれば伏線がちらほら見れます。
ハルヒ26話 学園祭中
それにしても・・・HGとかって・・・時代を感じる(ノ▽`)

その後、当たり障りの無い体育館で時間をつぶそうとするキョン。
案の定ウトウトしてるといつの間にか時間も経ち軽音楽部の出番。
ある意味キョン君のベストショットが拝めます。
ハルヒ26話 主人公らしくない顔
わぁぉキョン、主人公がしちゃいけない顔になってるわよ( ̄▽ ̄;
変な声上げてこれでもかというぐらい驚いてます。
まぁ無理も無いけどw

God knows...」演奏開始。
京アニといえば文化祭と言っても過言ではない、「けいおん!」の原点とも言える文化祭でのライブシーンです。
最初「God knows...」見聴きしたときは、出だしからギター捌きスゴーwとかインパクトありました。
ハルヒとは関係なかったとしても「God knows...」はアップテンポなロックとして普通に良い曲です。 ハルヒ26話 God knows... 熱唱
あと何が凄いって、普通なら指の動きとか手抜きできるところも、ベースの弦のどこが振動してるか等まで、可能な限り再現しようとしてるところが見ていて素直に感動します。
もう一つ特筆するとしたら、熱唱中の(特に終盤サビの部分の)ハルヒの表情ですね。
ハルヒ26話 God knows... 激唱
2006年当時は、ごく一部で「変な顔」とか「可愛くない」とか「折角のかっこいいシーンで顔崩すな」などと言われたりもしてましたが、表面上だけみるとそう写るのかぁと、自分の見方との違いを思い知りました。
現在では上記のような意見はほとんど目にしないですね。
この表情こそがライブシーンの醍醐味です。
顔をくしゃくしゃにするぐらいの「勢いと力強さ」を表現してる良い例です。
綺麗な表情のままで熱唱されても逆に違和感あるしw
2006年放送のときは、ほんと見入っちゃいましたよ。
演奏し終わったときの「疲労感」と「達成感」入り混じる笑顔も今回の注目ショットですね。
ベース紹介時の財前舞の指の動きにも注目してください、マジハンパないッスw

このライブシーンは「涼宮ハルヒの憂鬱」の評価を上げた大きな要因の一つだと思います。


劇中でキョンが後日ハルヒから聴いた成り行きの回想シーンで、下駄箱でもめてる軽音楽部を見つけるハルヒ。
実は冒頭でキョンが谷口たちとしゃべってるシーンの奥でもそれが見れます。
あとヤキソバ食べようと鶴屋さんとしゃべってるシーンでも軽音楽部の面子が横を通り過ぎてます。
おそらくハルヒが臨時でやることが決まったから準備やらに奔走してるんでしょう。
ハルヒ26話 いろんな視点の楽しみ方
もう一つ、ヤキソバのために30分並んで5分で食べ終わってどこ行くか話してるときのキョンの後ろを通り過ぎるハルヒと長門。
体育館舞台裏に練習しに行くところでしょうか。
ここでキョンが国木田たちに振り向かなければ、『キョンの主人公らしからぬ驚き顔』は拝めなかったかもしれない。
なんにせよ、こうゆう随所に1回見ただけでは「ん?」と見逃しがちになりそうな伏線のようなものがあるのは新しい発見もあるので楽しい。
既にライブアライブを見終わったあとならいざ知らず、初回で見る人には上記のような伏線は伏線とも思わないですよね。
人が多い文化祭だからこそほとんど違和感無く配置されてました。

事の顛末を語るハルヒがめずらしくちゃんと(優しい口調で)キョンと会話してるところが新鮮味がありました。
中西さん、手首をくじいたからってものすごい包帯の巻き方w
ハルヒ26話 そして来年へ・・・
人に感謝されるという「充実した感覚」に慣れていないハルヒの戸惑い。
戸惑いから来る釈然としない感情。
キョンに見透かされたと思い、咄嗟に雑草を投げ付けようとするも向かい風で自爆。
笑うキョンにムッとするハルヒの表情もベストショット。
そして来年に向けていいことを思いつき、早くもキョンを巻き込んで準備にとりかかるハルヒなのであった・・・。
最後はミクルの冒険と同じようにパンアップ?w

ハルヒは一応学園モノなので文化祭はエピソードとして取り上げやすく盛り上げもしやすい。
「けいおん!」も「らき☆すた」もそうですが、京アニさんが作る各作品の文化祭は見ていて楽しいものばかりです。
学生生活満喫して青春してるなぁ〜って感じ?w
実際の自分の学生時代の文化祭に深い思い出やエピソードがあまりない人ほど、理想的な文化祭像を見れるからかもしれませんね。

さて、いよいよ次回27話は「射手座の日」。
2006年当時、私が「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品の評価を不動のものにした回ですw
なんたって「あの作品」に対するオマージュがありますからね〜。
何度も見てるとは言え、録画してしまうこの心理・・・分かります?w