機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)がついに発売されました。
ガンダムUC(ユニコーン)パッケージ
初回生産特典として、カトキハジメ書き下ろしユニコーンガンダムの特製スリーブですよ〜。

アニメシリーズとしては1996年〜1999年の「ガンダム第08MS小隊」以来の待望の宇宙世紀が映像化です(Zは単発映画だし、∀は黒歴史ってことでノーカウントw)。
11年・・・当時リアルタイムで『ガンダム=宇宙世紀』で見ていた世代としては、この期間の長さはまさに待望。

例えるなら(G・W・X・∀・SEED・OO等の)いろんなガンダムの可能性を追求した長い修行の旅から帰ってきた感じ?(ぇ
見せてもらおうか、その成果とやらを!(゚∀゚人)

※ちなみに私は、今回のアニメ版ガンダムUC(ユニコーン)を最大限楽しむために、まだ小説版は読んでません。
大まかな概要は知っちゃってますが(ノ∀`)

以下、ガンダムUC(ユニコーン)の感想や見所など

月並みな感想ですが、大!満!!足!!!
プロジェクターを買って良かった〜と思う至福の時間でした。
大画面万歳ヽ(´ヮ`)ノ
ガンダムUCをプロジェクターで見る
デジカメ撮影でもBD画質の発色の良さとくっきりさが分かるかと(ぼやけて見えるのはデジカメの性能と私の撮影スキルの無さ;)。
ガンダムUCをプロジェクターで見る2
ちなみにフラッシュたくとよく見えません;
スクリーンの大きさは左上のエアコンとの対比で分かるかと。

帰ってきたんだなぁ〜宇宙世紀に(ノ∀`)
、としみじみ思った。
個人的にはジェガンが「逆襲のシャア」や「F91」以来、ちゃんと新作アニメで描かれてることに感動しました。
なんだろう・・・往年の名車が復元されたような・・・そんな懐かしさw
最後に登場したのはF91だから・・・もう20年近く前か・・・そりゃ懐かしいわけだ。
数あるロボットアニメの中でも、モビルスーツの良さは量産機の設定と開発背景にあると思うんだ、ウン。
今回初登場のリゼルやギラ・ズールもいい味出してます。
リゼルのメタスとゼータを足して2で割った感が量産型っぽくてステキw
「F91」を見てる人にはサナリィの「ロト」はニヤリとできます。

ガンダムUC(ユニコーン)で特筆すべきは戦闘シーンでしょう。
最初の戦闘はテンションあがったワァ.*・゜゚・*:゜(n‘∀‘)η゚・゚・*☆
だってミノフスキー粒子ですよ?ファンネルですよ?
20代後半から30代のガンダムファンにとっては(;゚ω゚)フォォォォ!って感じでしょう。
クシャトリアのファンネルが高クオリティで描写されているので、その機動の美しさにも感動。
ガンダムUC1話 クシャトリアのファンネル
それにしても、なんでファンネルがあんなにもつんだ!?w

全周囲モニターの描写とかがCGですよ?これは燃える。
以前から「GUNDAM EVOLVE」などでコックピットの同じような描写はありましたけど、「逆襲のシャア」の手描きだった頃と比較してみるとクオリティがハンパない。

もちろんセル画で表現したものも味わい深くて良かった(当時はむしろそれが凄かった)ですが、機器の表示等をシャープな感じで安定して見せられるので、アニメとCGの成功表現例だと思う。
BDだとさらに綺麗ですよ。

逆に戦闘時のモビルスーツ描写は完全3DCGにするとまだまだ動きが軽い(スピード感や重量感が乏しい)ので、やはり手描き風なのが一番ですね。
ユニコーンガンダムのシステム発動時は3DCGでしたけど、この場合は装甲展開の細部を描く意味で臨機応変な対応かと。

もう一つ忘れちゃいけないのがユニコーンガンダムの起動シーン
ガンダムシリーズに限らず、ロボットアニメの醍醐味といえば最初に主人公が機体に搭乗(もしくは出撃)するシーケンスは欠かせません。
むしろこのシーンの出来で今後の演出の良し悪しが分かるといっても過言ではない。
ユニコーンガンダム起動
ユニコーンガンダム出撃
あとBGMも盛り上げ方が秀逸です。
神々しいまでの壮大感で鳥肌ものです。
大音量でお楽しみください。

主題歌の『流星のナミダ』も好印象なバラード。
CM等で頻繁にサビが流されてるせいかすっかり耳に残ってます。
CDはすでに発売中(期間生産限定盤は2010年3月31日まで)。
初回版には「流星のナミダ MOVIE Versionが収録されたガンダム版」と「流星のナミダ 栗山千明のPVが収録されたDVDセット版」の2種類があって、ガンダムファンなら両方、もしくはガンダム版だろうとは思いますが、チラっと見たPVが思いのほか良かったのでDVDセットの方を私は購入しました。

ストーリーはまだ1話なので、主要キャラ全員登場ってわけではないですが、登場人物の役回りや立ち位置、謎の提起と主な量産モビルスールの登場を兼ねた活躍(基本的に相手の引き立て役ですが)が描かれてます。

映画並みにクオリティが良くて1話60分でしかもOVAなのに値段が通常アニメDVDの(平均的に25分3000円ぐらいだとすると)実質半額に近い。
もう悪いところが見つからないです。^^;
しいていえば、OVAなのでテレビ的縛りがない分、あまり子供向けではないところでしょうか(ビーム兵器の怖いところとか)。
とはいえ、ガンダムUC(ユニコーン)はロボットアニメの代名詞ともいえるガンダムシリーズ作品の最新作なわけですから、ガンダムは宇宙世紀しか認めない古くからのガンダムファンや、まだ若い世代のとにかく新作が見たい新しいガンダムファン、どちらも楽しめる新作ガンダムだと思います。

こんなアニメが今後もどんどん出てきてほしいと思える名作です。
やはり宇宙世紀ガンダムはいいなぁ・・・、久しぶりにガンプラ作りたくなったw
ユニコーンガンダム真の姿
それにしてもこのガンダムUC(ユニコーン)、BD・DVDの販売枚数がどのくらいになるんでしょうねぇ。
つい先日、日本アカデミーのアニメ部門で賞をとった「サマーウォーズ」の販売枚数が「ヱヴァ:序」を抜いたみたいですが、それすら抜きかねない勢いな気がします。
PS3などでネット配信もされてるので、販売枚数自体はそれなりかもしれませんが、少なくとも何かしらでお金を払って見る人の数は「サマーウォーズ」を抜きますねきっと。
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 [Blu-ray]
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 [Blu-ray]

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