自分は地元民なので、成功を望んでしまう立場ゆえに公平な評価とは言えないかもしれないですが、それでも可能な限り良いところと悪いところを、地元民の視点から客観的に感想を書きます。
まぁ、アニメばかり見てあまり実写ドラマとかは見ないので、そんな偏った視点での感想が参考になるかは疑問ですけど^^;
まず全体として言える事は、俳優と素人が入り混じるカオスな映画だったってことです(褒めてまっすよ?w
そんな映画を見たのは初めてなので、凄く斬新に感じました。
AKB48の増田有華さんや、折井あゆみさん、若手男性俳優集団「D2」メンバーで「ごくせん」にも出演の上鶴徹さんや、同じくD2メンバーの山口賢貴さん等々、主演俳優陣は本当に鷲宮がロケ地でいいのかと思うぐらい豪華w
見終わった後で知ったことですが、「栗山福成」役の若林福成さんはメインキャストの中で唯一の素人さん(しかも隣町の栗橋の人)なんですね。
他の俳優たちと混ざっていても違和感がなかったので好印象です。
むしろ一番活き活きしてた気がするw
その他にも沢山出てくる素人さんたちの演技のぎこちなさが見え隠れするのも、この作品の特徴ですね。
素の会話テンポなのが良い意味でドラマっぽくない自然な感じです。
普通のドラマじゃ逆にこの日常会話感は出せなさそう。
なんだろう・・・この『コンクール(もしくは学園祭)で発表するために映画研究会が本格機材で超がんばっちゃった大作』風な感覚・・・('-';
全体的に台詞の言い回しがわざとらしい感がありましたけど、神経質になるほどではない。
気になったのは、見ていて「低予算なんだなぁ〜」と思われる手作り感あふれる(?)シーンがちらほらと・・・。
特に冒頭のアニメーション描写が・・・^^;
これはもう苦笑するしかなかった!(褒めてますよ?タブン・・・
ちなみにこの作品の撮影期間は1週間らしいですね。
予算が少ないから一気に撮ったって感じ?
むしろこれを1週間で撮ったことは賞賛すべきか・・・。
ネタ臭がプンプンだった鳥居型鉛筆は「鷲宮☆物語」のグッズだったんですね。
映画館のグッズ売り場で販売すれば売れた!むしろ買った!
フィギュアの撮影用背景ギミックにも使える!(むしろ鉛筆じゃなくていい!)(ぉ
鷲宮町卒業式のとき買っとけば良かったなぁと思った。
町長のシーンは良かった!ワラタw
当時の現役町長にあんなことをさせるとは・・・、前例がなさそう^^;
真面目な立場の人がありえないことをするギャップ感、こうゆうの楽しいw
一番「工エエェェ!?(´∇`;」と思った(一番笑った)のが、劇中映画でのシャッターのところからの一連のシーン。
あのシャッターの中にはそんな秘密が!www
多分、今度鷲宮神社行ったら「ここにあれがあるのか・・・」と思わず写真に撮りたくなるな。
見た人だけが分かるネタです。
個人的に残念だと思ったのは、鷲宮ロケなのに鷲宮の商店街と鷲宮神社周辺のほんの一部しかロケ地に使ってないところ。
例えるなら、東京観光って言ってたのに実際は八王子周辺だけ・・・みたいな?
まぁ確かに東京ではありますが、もっと分散して観光したかった的な残念感です。
要するに自分の家がある方の地域はほとんど映ってなかった、(´;д;`)ブワッ
撮影期間が短くてロケーションを探す手間と時間を省いたんでしょうけど、低予算が恨めしい。
町の人たちへのインタビューシーンが印象的でした。
本当に素のインタビューをうまく組み合わせたんでしょう、凄く自然体。
あれが演技だったら、この町の住民の演技力がMVPだw
上から目線で総評を率直に言うと、『低予算ながらよくがんばった』です。
クオリティ云々はやはり予算の壁があるのでアレですが、試行錯誤しているのがよく分かります。
本当にこれでよかったのか?・・・と心に訴えてくるものがある!(ぇ
手作り感と、エキストラの素人感で荒削りな印象もありますが、笑えるシーンもあって終盤はイイ話だった感もあります。
2時間映画だったらもっと内容に深みがあっただろうなぁと思いました。
大作ではないけど、鷲宮らしい良作ですね。
上映終了後、テーブルと鉛筆が用意されてたためか、見た人のほとんどがアンケートを記入してました。
『続編が見たいですか』って項目もあったのでこれはもう○しときましたよw
こんな楽しいネタがまたあるのならまた見たいものです。
アンケートに『DVD出たら買いますか?』みたいな項目もあったのでこれももちろん『買う』にチェックw
DVD出たら自分も買うよ!
そして家族にも見せて反応を楽しむつもりです!w
追記:
「鷲宮☆物語」のDVDが、商工会青年部の通販サイト「鷲宮市場 わしのみやTVショップ」内で販売中です!
このショップ限定の少数販売とのことなので、欲しい方はお早目に〜^^
らき☆すた 柊かがみ・つかさ 制服Ver.セット. (1/12スケールPVC塗装済み完成品)