7月2日と3日の2日間で「らき☆すた」全話をニコニコ動画で配信するらしいです。
AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110617_453932.html
台湾向けらしいけど、日台同時配信ってことで一応日本でも見れるんですね。
今年の最初の1月2日にも全話放送がされてましたが、あの時はアクセス数多くて、一般会員の私はほとんど見れませんでした(´Д⊂)

正月配信のときも、4年前の作品を配信してアクセス数あるのかなぁと不安でしたが、要らぬ心配でした。
ニコ動での配信の利点は、いろんな人のツッコミコメントが見れることでしょうね。
特に「らき☆すた」のようにツッコミどころの多いパロディや小ネタの多い作品にはうってつけですね。

ブルーレイコンプリートBOXも発売されて一段落したことだし、ここいらでアニメ「らき☆すた」という作品の魅力を考察してみようと思います
キャラが可愛いとか、絵がなんとなく好きだからと言うのは当たり前なので、あえてその点については省きます。
魅力考察とか大層なこと言ってますが、個人的に思ったことなので「異議あり!( `・ω・)rァ」とかあればご指摘くださいませ〜。

原作の雰囲気を忠実に再現しつつもキャラの可愛さや演出をパワーアップさせることに定評がある京都アニメーションですが、アニメ「らき☆すた」はそんな京アニ作品の中でも珍しく原作とは違った雰囲気で作られてます。

原作の「らき☆すた」は、ほのぼのマッタリな雰囲気を前面に出しつつ、あるあるネタを一貫していますが、アニメ版では、ほのぼのマッタリしつつもギャグを入れたりパロディネタを入れたりとコメディ要素が増えています。
まずOPの出だしの掛け合いからしてパロディですからねw

初見のOPはインパクトありました、特に原作を知っていてアニメ化に期待していた者にとってはw
そのOPに鷲宮神社がでたことにも驚きましたが、初見ではOPのテンションに(゚д゚)ポカーンでした。
今にして思えば、このインパクトある「もってけセーラーふく!」だからこそ、アニメ「らき☆すた」の印象が強くなったのだと思います
最初のインパクトって大事だわぁ・・・

全話を見終わった後に第1話を見直すと、まだキャラの性格をつかめていないのか、声優さんたちの声に微妙な違和感がw
こなたが妙に淡白なしゃべり方だなぁと思いました(まぁ原作の雰囲気が最初はそうでしたしねw)。
他のキャラも落ち着いていると言うか、おとなしい感じの声質です。
だんだん慣れてくるとパロディも多くなってくるせいか、良い意味で落ち着いたイメージを崩していると思います。
5〜6話辺りからその辺が分かりやすくなってきてますね。

個人的におススメなのが、時折見られるつかさ役の福原香織さんのアドリブですw
つかさというキャラの天然っぷりをより引き立てていると思います(さりげなく言っていることが多く、音量が小さいと聞き逃していることもあるので注意w)。

ほんのちょっとしか出ない2話の太鼓の達人の画面の芸の細かさ辺りから京アニのパロディへの意気込みを感じとったw
6話のゆい姉さんの走りは序盤のパロディとしては最高でしたw
あれで速度が40km/hは笑うしかないwww
忘れちゃならないのが「アニメ店長」ネタですね、もはや別作品と言ってもいいぐらいの力強さと熱血具合。
あれはもう言わずもがな(=ω=・)

絵柄も全24話の序盤と終盤を見比べると微妙な違いがありますね。
終盤の方が丸くなっていると言うか、やわらかくなってると言うか・・・そんな感じです^^;
違いを見比べるのも面白い。

私のおススメのエピソードは月並みですが「22話のかなたさん」と「24話の最終リハーサル」ですね。
前者はマッタリなコメディ作品の中にあるからこそより引き立ったエピソードです。
そうじろうとかなたさんの青春時代話単体でOVAとか作れそうですよw
後者はOPを見慣れている人からすれば「よくぞやってくれた!」と声が聞こえてきそうなシーンw
全キャラでやるとより凄さがわかります。あと武道館でのダンスもw

長々と書いてますが、要するに何が言いたいかとゆうと、アニメ「らき☆すた」は見直すとより楽しめる作品だと言うことです

大抵の作品にも言えることですが、アニメって何度か見直して気づくことが結構あるものです。
制作スタッフの意図や細かいセリフの意味等々、「一瞬のシーンにそんな描写があったのか」とか、「あのセリフにはそんな意味も含まれてたのか」と思うことがよくあります。
『1度見ただけではアニメ作品の隠れた面白さまでは見つけられない』と言うのがいろんなアニメを見て思ったことですね。

あと地味に大事なことですが、『同じ内容でも少し間を空けて見ると飽きることなく見れるところ』でしょうか。
「らき☆すた」にはそんな魅力があると思います。

続きモノや推理系は「最後は○○になる」と分かっているとリピート時の面白さが半減ですが、「らき☆すた」のような「どの話から見てもOKな作品」や、「マッタリな日常を扱っている作品」だと、久しぶりに見たときの面白さが半減しにくいです。
まぁ人それぞれの自分が好きな作品であれば当てはまりやすくはありますが、「らき☆すた」は比較的その傾向が顕著だと思います。
何事もリピーターがいると言うのは良いことです。

だからこそ、4年前の作品だとしてもアニメの聖地の代表例に鷲宮が挙げられるわけですし、「らき☆すた」ファンの鷲宮巡礼が途切れることがないのだと思います(もちろん町おこしにつなげるのは様々な場所、団体からの支援があってこそですが・・・)。

特別「笑いすぎて息が出来ないほど面白い」とか「息つく暇がないほど緊迫感があって面白い」とか「派手なアクションと迫力があって面白い」わけではないけど、『久しぶりに見ても飽きないし、久しぶりに見ても面白い』って強いと思います。
作風同様、ゆったりマッタリ続く「らき☆すた」人気。
観るときも肩肘張らず、ゆったりマッタリ観るのがおススメですよ〜。

ってなことを「らき☆すた」を見返しながら書いてみました〜(´ω`)y─━~~
やっぱ、らき☆すたブルーレイコンプリートBOXってイイワァ.*・゜゚・*:゜(n*‘ω‘)η゚・゚・*☆

らき☆すた ブルーレイ コンプリートBOX 【初回限定生産】 [Blu-ray]
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