※あくまで私個人で調べた範囲のことなので、情報が古かったり足りなかったり、若干の偏見も見られるかもしれないですが、結局は自分に良さそうだと思ったものが一番だと思うので、参考程度に見てください。
まずは「5万前後もお金を出すほどのものなのか」ですが、機能の点から見てみます。
携帯電話の最大の特徴は手のひらサイズのコンパクトな端末に様々な機能が集約されていることだと思います。
今の携帯電話の機能を大別すると
、「電話」「メール」「インターネット」「デジタルカメラ(+動画)」「音楽プレーヤー」「ワンセグTV」「ゲーム端末」に分けられると思います。
電話とメールは必要最低限だとして、あとは個人の好みと使用環境によってそれぞれに秀でた機能の機種を選ぶ・・・といった感じでしょうか。
確かにこれだけ機能があればそれぞれを個別に買うよりは断然お得ですね。
次に携帯電話メーカーについて。
携帯大手3社「docomo」「au」「softbank」を自分なりに比較してみましたが、料金に関してはどこもほぼ拮抗してますね。
細かく見ると若干auよりdocomoの方が基本料金はほんのちょっと高めですが、その分留守電サービスがしっかりしてる・・・みたいな感じで、総合的に見ると甲乙つけがたいです。
各社の特色を簡単に挙げるとすれば、
「docomo」は堅実・充実。
「au」はデザイン・音楽(メディア)・割安。
「softbank」は革新・独自路線。
と言ったところでしょうか。
「
docomo」は携帯電話事業の黎明期から先頭に立っていただけあって、通話エリア・国内シェアなどは1歩先を行ってます。
「iモード」などのサービス内容も充実していて、使い勝手などを重視している感じです。
細かいところにも気を配ったサービスもあり、多くの携帯アプリやサイト事業は「まずdocomoに対応していること」を前提に作られています。
安定性や互換性を重視する人にはオススメです。
ただ、最近は堅実すぎるせいか激的な変化はあまり見られず、ナンバーポータビリティ制度後はsoftbankの矢継ぎ早の経営戦略に押され気味です。
「
au」は2002年頃から学生割り・デザインケータイなど、主に若者向けに、シェアを拡大し、現在は「着うたフル」などの音楽配信サービスの充実で音楽プレーヤーとして使いたい人向けなサービスも充実しています。
端末価格も他の2社に比べると単純な金額では多少安めに設定されているので、とにかく多少の差であっても安さを重視する人にはauは向いていると思われます。
最近ではガンガンメールやガンガントークなどの格安(無料)料金設定でシェアの拡大を狙っています。
しかし、こちらもdocomo同様、softbankの急速なシェア拡大などに比べ、分かりやすい目立った対抗策が見受けられないのも確か。
また、安さ故か総合的な端末性能(通信性能)では他の2社に比べ若干低い。
「
softbank」は2006年にボーダフォンから携帯事業引継ぎ後、近年急速にシェアを拡大しています。
主な要因としては、ホワイトプランなどの通話料金値下げを次々に打ち出していることと、ソフトバンクケータイ同士であれば通話料が無料になるプランなど、MNPの時期と相まって短期間で携帯会社の乗り換えを促した販売戦略によるものが大きい。
加えてiPhoneなどの革新的で話題性のある携帯端末を売り出したことにより、「伸びのある携帯会社」として認知されていることが人気の要因としてあります。
しかし、ソフトバンク携帯以外との通話は割高であったり、docomoやauで使えていたアプリが使えないなどの互換性を無視して独自路線を進む
傾向もあるので、他社の携帯を使用している人からはすこぶる評判は悪い。
とにかくソフトバンクケータイへの機種変更をさせることに重視した経営戦略故に「いかなるキャンセルも受け付けない」などの契約関連の不備が話題になったり、細かいサービスへ配慮が足りない部分も見受けられます。
3社を総合比較した上で、勢いのある携帯会社を挙げるとすればsoftbankですが、今現在docomoやauを使用している人は、特別な理由が無い限りはそのままの方がお得です。
docomoの場合は継続しているとポイントが貯まりますし、auも乗り換え割り等のプランもありますが、どの会社も大抵は乗り換えのときだけ優遇されて後は通常と変わりません。
端末自体も最近はdocomoやauでもスマートフォンが出てきてますし、iPhoneも目新しいわけではなくなってきています。
(とにかく最新技術に触れていたい人や携帯アプリ重視の生活をおくっている人ならiPhoneは良いですが・・・)
どの会社にも一長一短があります。
あとはどれが自分に合うか・・・ですね。
長々と書いても結局はコレ↑に尽きるわけです^^;
携帯電話買い換え考察。docomo携帯の各シリーズの特徴について。へ続く