まず、
自分はミュージカルを見たことがありません!(`・ω・´)(キリッ
まったく興味が無いわけではないですが、好きな作品がミュージカル化されてなかったのも理由の一つかも。
そうゆう意味では見てみたい気持ちはあります。
ミュージカルというものを体験する良いきっかけになりそうです。
声優さんが演じてくれるのかなぁ・・・そうだったらミュージカルなので歌も歌ってもらえて、久しぶりにキャラの声で演じてくれるわけですね。
けいおんライブであったような「ある日の軽音部」みたいなのが本格的になる感じかなぁ・・・、それだったら面白そう。
まぁミュージカルの出来がどうかなんて、実際に見てみないと分かりませんけどねw(←結論
むしろ自分としては、ミュージカルの内容に関してではなく、『
今、「らき☆すた」がミュージカル化する背景』の方について考察をしてみます。
過去にゲームやアニメのミュージカルは何度も行われていますが、昔から根強い人気のある名作を除き、どれにも基本的に共通するのはアニメ放送中、もしくはアニメ終了直後にミュージカル化が告知され、まだアニメやゲームでの熱狂が覚めやらぬうちにやってしまおうというのが一般的です。
アニメが終わって4年目の「らき☆すた」が、ここに来てミュージカル化とは・・・、アニメや漫画のジャンルのミュージカルとしては一般的にはまずないですね、これは例外ですよ。
そりゃ〜予想できないわけです^^;
4年も前に放送が終わってるのをなぜ今ミュージカル化!?という反応もありますが、それは『
4年もたった人気のない作品』と思うからですよね。
逆を言えば、ここでミュージカル化するのは『
4年もたったのに人気がある作品』だからではないでしょうか。
でないと普通やりませんよね?そもそも人気が無ければそんな話すらないw
もちろんここ1〜2年ほどの間に放送されている人気作と比べると市場規模は小さいですが、4年前の同時期に放送されたアニメ作品と比べると明らかに大きいです。
じゃあなぜ「らき☆すた」は2期をなかなかやらないのか・・・、という疑問もありますが、上記のことを言い換えれば、『
2期を作る必要がないほど人気が安定しているから』と考えられますね。
ここからはお金の話になるので面白くないかも・・・。
興味のある人だけ向けですのでご了承ください。
通常、アニメや漫画等の2期制作の主な理由は、『1期の人気が凄かった=今2期作れば人気が下がる前にまだ儲けられる』からとか、『人気が下がってきた作品のテコ入れをしてもっとグッズとかを売ろう』というのが合理的です。
アニメはビジネスです、利益が出ると思われるほどの人気が無ければアニメ化もされないし、利益が出なければ(利益が出ると確証が得られる判断材料がなければ)2期もない。
では「らき☆すた」は利益が出ていないから2期がないのでしょうか。
それはちょっと違うと思います。
考えてもみると、一部の大作や、何期もやってる話数の長い作品等は除き、未だに継続して「らき☆すたフェア」のようなイベントが行われたり、一番くじをはじめとしたグッズが発売されたりするのは4年前に1期のみ放送されたアニメとしては異例だと思います。
特に萌え系ジャンルでは自分の知る限りほぼ皆無かも・・・。
『
2期を作ってグッズ等を売らなければいけない』のではなく、『
2期を作らずともグッズ等が売れている』と考えると納得できます。
実際、一番くじの売れ行きとかを目の当たりにした自分なので、らき☆すた人気が未だに健在なのは分かります。
とはいえ、まったく何もしていないのかというとそうでもない。
原作が続いていることや、いろんな作品とコラボすることも一つの要因ですが、「らき☆すたフェア」や「らき☆すたミュージカル」といったイベントを適度に開催していくことも人気が続く要因だと思います。
アニメを作るにはお金と時間が掛かりますし、こういったイベントならアニメを作るほどの時間やお金は掛からず、人気継続のアクセントになるからです。(ミュージカルに関してはよく知らないので、どのくらいの規模かは分かりませんが^^;)
どの作品のファンにも言えることですが、人気が徐々に無くなり、いつの間にか話題にすら上がらなくなることが一番悲しいことですからね。
ファンからすればもどかしいですね^^;
2期は見たいけど、グッズは欲しいし、イベントも開催して欲しい・・・、人気も下がってほしくない。
そんなバランスが成り立つのが人気の冷めにくい「らき☆すた」という作品の特殊なところだと思います。
アニメ「らき☆すた」の聖地「鷲宮」の存在もあると思いますが、熱しやすく冷めやすいアニメ業界の中で、安定した人気を維持している「らき☆すた」という作品は、やはり興味深いです。
え?結局のところ、これらを踏まえた私の意見はどうなのかって?
そりゃぁもちろん「らき☆すた」2期はやって欲しいですよね。
でも、鷲宮で「らき☆すた」ファンの人たちと2期待望論とか話したり、わいわいアニメネタや、懐かしい作品話を長く続けられるのも楽しいと思います。
2期だけにこだわらず、ミュージカルのようないろんな「らき☆すた」を楽しめるのは人気がある証拠。
急がず焦らずマッタリと・・・、そんな「ゆる〜い感じ」が自分は好きです。
長文失礼しました。
コンプエース 2011年 04月号 [雑誌]角川書店(2011-02-26)