らき☆すた10周年記念本『らき☆すたファンブック 10周年だよ、全員集合!』が2月10日に発売されました。
今回のような「らき☆すたファンブック」は、『らき☆すた公式ガイドブック陵桜学園入学案内書』、『らき☆すた おきらく公式ガイドブック こなたは俺をヨメ!!』と、過去に2度ほど発売されており、私の知る限り今回で3冊目のファンブックとなります。
過去の公式ガイドブックには各種キャラクターの詳細データの他、美水先生のインタビューや統計データ等々、内容の濃い(マニアックな)内容もたくさん収録されていて、「らき☆すた」の原作を読んだ人に是非オススメしたい書籍です。
私も、らき☆デジ劇場の撮影後のキャラ配置の際、身長データを参考にしていたので、大変重宝しましたし、何か「らき☆すた」に関する調べ物がある際は、まずガイドブックを参考にするほど、私の中では辞書化してました^^;

そして今回、原作コミックスの連載開始から10年の記念本として発売されたのがこの『らき☆すたファンブック 10周年だよ、全員集合!』なわけです。
らき☆すたファンブック「10周年だよ、全員集合!」
 もちろん私は観賞用、保存用、贈呈用に3冊購入ヽ(`・ω・´)ノ
さっそく1冊贈呈しました!^^

 発売から1ヶ月以上経ったと言うことで、内容についてがっつりじっくり触れつつ、この本の魅力について書かせていただきます。
今回のファンブックが過去2回の公式ガイドブックと大きく違うところは、10周年の記念本ということで、原作漫画以外の今までの「らき☆すた」に関するほぼ全ての軌跡を収録しているところです。

 原作漫画のガイドブックではなく、「らき☆すた」という作品の10年分をまとめた本というわけです。
そのため、内容の豪華さは過去最高なのは間違いないです。

らき☆すた10年間の歴史年表『らき☆すた 10年間のあゆみ』から始まり、今までのコミックスの表紙やイベント用(限定版や特典も含む)の『コラボイラストギャラリー』が、美水かがみ先生のコメント付きで収録されています。
歴史年表には作中の時間軸の出来事についても書かれていて、地味に便利('-'*
収録されているイラストの中には、初見のものまであって新鮮でした^^

もちろん、公式ガイドブックにも掲載されていたキャラクター詳細データ『あつまれ!Lucky☆All Stars』も収録。
しかもカラーでより詳細な内容になっていました。
各キャラの初登場シーンも収録されているので、当時を振り返る10周年記念本だからこその構成になってます。
今と昔を比べると、美水かがみ先生の試行錯誤と技術向上の過程が垣間見れるわけですw
1コマのみの、さりげないシーンに登場したキャラにもスポットが当てられてて、その細かさは編集部の意地が感じられます^^;
個人的に、宮河姉妹スペースが増えたのも嬉しい(*´∇`*)

さらにページを進むと、豪華有名イラストレーターさんらによる10周年お祝いギャラリーコーナーも収録。
いとうのいぢさんや、べっかんこうさん、吉崎観音さんや緋賀ゆかりさん等々、全てを紹介し切れませんが、豪華な方たちの「らき☆すた」イラストは必見です!
アニメの武本康弘監督や、キャラクターデザインを担当された堀口悠紀子さんのイラストもあり、特に堀口さんのアニメイラストは久しぶりに見れたので、今となってはかなり貴重な新作イラストです。

そして、個人的に興味深かったのが『付録・グッズで「らき☆すた」をふりかえろう!』のコーナー。 
最近のグッズから、アニメ放送前のレアなコンプティーク付録まで、お目にかかることがほぼ無いグッズ情報が掲載されています。
おもわず「こんなものまであったのかー!w」と思ってしまうものまであって、しばらくこのコーナーばかり見てました^^;

「らき☆すた」10年の中で忘れちゃいけないのがアニメ化。
らき☆すたメディアミックスのあゆみ』では、アニメイラストギャラリーには放送当時に雑誌等に掲載されたイラストが掲載。
改めて思ったことは、どのイラストにも言えることですが、キャラが生き生きしてて楽しい感じのものばかり。
ほんとうに懐かしい(*´∀`)
アニメ情報の他、武道館ライブ、ゲームやラノベ、スピンオフの「宮河家の空腹」、そしてミュージカル「らき☆すた≒おん☆すて」等々も紹介されていいました。

メイン4人の声優(平野綾さん、加藤英美里さん、福原香織さん、遠藤綾さん)の当時を振り返るインタビューもちゃんとあります。
こうしてみると、4人ともこの7年ほどで大きく成長して有名になっていますね。
「らき☆すた」が良いきっかけになったり経験になったりというインタビュー内容をみていると、それぞれがそれぞれの演じたキャラに思い入れが感じられました。

そして、我らが聖地鷲宮のコーナー、その名も『伝説の商工会の伝説』www
聖地の誕生から今までの思い出を、「出会い編」「街おこし編」「新たなる伝説に向けて」という感じで、商工会の坂田さんと松本さんが対談形式でしゃべってますw
最初は、当時鷲宮町の議会議員だった上條哲弘さんが、鷲宮町商工会に「らき☆すた」のオープニングに鷲宮神社の鳥居と大酉茶屋が描かれていたことを伝えたのがきっかけ。
上條さんがネットやアニメの情報に詳しくなかったら商工会が聖地巡礼ファンのために何かしようと思わなかったかもしれないですし、そうゆう意味でも上條さんが今の鷲宮を有名にしたキーパーソンでもあるわけですねぇ・・・。
その他、スタンプラリーの思い出や土師祭の裏話、最近の話題まで12ページにわたってがっつり収録されています。
最後の坂田さんの言ってる「ワシが育てた」は、「わし=自分」と「ワシ=鷲(鷲宮)」に掛けてるってわけですね?|'ω')
幸手の聖地での「こなたの家」こと「美水かがみギャラリー」のことも収録されています。
当時のギャラリーに行ったことがある者としては、閉館してしまったのが惜しいほどの再現度だったなぁと懐かしく思いました。

そして、美水かがみ先生が「らき☆すた」連載開始前に描かれていた落書き帳が初公開されている『らき☆すたの原点の原点』コーナー。
漫画やイラストを描かれている人の多くが、連載開始当時の絵は恥ずかしいと思うのはよく聞きます。
そうなるとこのコーナー・・・、美水先生からすれば相当勇気が要る内容だと思います^^;
それでも、美水先生のファンとしてはこんな貴重な歴史的資料(?)は見逃せません!

原作者ロングインタビュー『10年目美水かがみ』では、10年間を振り返る内容と、愛犬チェリーちゃんを偲ぶ内容や、10年経ってもうまくなりたいと思う向上心、先生の意外な一面も掲載されてて、大変興味深く読ませていただきました。
美水かがみ流カラーイラストの描き方』では本書の表紙イラストの描き方が細かく解説されています。
こうしてみると1つのイラストに、もの凄く丁寧に時間かけて描かれているのだと分かります。
美水先生は最後に目のハイライトを入れるようで、入れる直前だとかがみやみゆきさんがヤンデレっぽく見えるんだなぁと思ってしまいました(*ノω'*)

インタビューのあとの『美水かがみボツラフ劇場』では文字通り幻になったラフ集がたくさん見ることが出来ます。
あのイラストにはこんな構図や別バージョンがあったのかと思うと同時に、ボツにするのはもったいないものがほとんど・・・いや全部もったいないと思えました。
是非とも、これらのラフ集を復活&完成させて欲しいと切に願います。

最後にはアニメ「らき☆すた」で脚本やシリーズ構成を手がけられた待田堂子さんの寄稿小説『らき☆すた ゴリラと遊ぼ!』と、華々つぼみさんが描かれている『宮河家が満腹!?〜出張版〜』、酒月ほまれさんの『らき☆レポ特別編』の寄稿漫画が読めます。
個人的に、最後の190ページの「クールこなた」は必見だと思います^^
今、コミックス1巻最初のクールこなたを描くとこうなるのかぁと、新鮮な感覚でした。
これはこれで良いですね('ヮ'*
191ページのこなたと比べると、まるで双子のようw

・・・・というわけで、長々とお伝えしてきましたが、これが『らき☆すたファンブック 10周年だよ、全員集合!』の主なポイントです。
永久保存版といっていい内容の豪華さなので、「らき☆すた」が好きな人にとっては間違いなくオススメできる「らき☆すたバイブル」です!


ロングインタビューの最後の方で、「応援していただける限り、長く続けられるように頑張っていきたい」・・・というのを見て、むしろ私にとっては応援することは大前提ですし、「らき☆すた」を続けていただいているだけでもありがたいです(*´ω`)人
えるるのえるろぐは、これからも美水かがみ先生を全力で応援していきます!ヽ(`・ω・´)ノ

 
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