またこの季節がやってくる・・・。お久しぶりです「えるる」です。
2014年9月7日(日)、アニメ「らき☆すた」の聖地「鷲宮」にとって最大規模の祭り「土師祭(はじさい)」が今年も開催されます。
第32回土師祭公式サイト

なるべく簡潔に説明しますと、土師祭とは、毎年9月の第一日曜日に鷲宮神社に奉納されている関東最大規模の大神輿「千貫神輿(せんがんみこし)」を担ぐ祭りで、関東一円から集まるプロの担ぎ手による渡御は祭り好きにはたまらないほどの熱気と迫力です。
そんな祭りに2008年から「らき☆すた神輿」が登場し、その珍しさに各種メディアに取り上げられ、話題となりました。

らき☆すた神輿を皮切りに、鷲宮神社を含め祭り会場(商店街通り)全体がコスプレOKという「コスプレ祭り」や、女装男子のコスプレコンテストなど、当時の他の祭りでは前例がないような新企画を毎年のように打ち出し、昨年からは野外ステージの設置されている「鷲宮コミュニティ広場」も祭り会場に加わり、「恥☆アソビ(仮)」というサブカルチャーステージイベントも行なわれるようになりました

ここ最近では毎年7万人を超える人手を記録するまでになっています。
2008年以前は例年3万人程の人手だったことからすると、その飛躍的な規模拡大と他に類を見ない内容は特筆すべき事例として、今現在も経済学、観光学(コンテンツツーリズム)などの研究資料としても度々登場しています。
(合併前の旧鷲宮町の人口が約3万2千人程の)地方の終夏の祭りは、今や単なる「鷲宮の祭り」という枠を超えて、年に一度の「聖地の大祭」「オタクの祭典」とでも形容すべき一大イベントになっています。

詳しい祭りの内容は土師祭公式ホームページをご覧いただければお分かりいただけるかと思いますが、何年も土師祭のレポートをブログに書いている私から見ても、今年の土師祭は本当に盛り沢山過ぎて凄いです。

まずは土師祭の演舞ページ、または恥☆アソビ(仮)のステージページに掲載されているタイムテーブルをご覧下さい。

毎年、土師祭が終わると「さすがにもうこれ以上規模は拡大しないだろうなぁ」と思いつつ、次の年には良い意味でそんな予測を裏切ってくれますが、今回は「らき☆すた」の原作漫画連載開始10周年目の土師祭ということもあってか、まさに土師祭史上、空前絶後と言っても過言ではないほどの規模と充実過ぎるほどの内容になっています^^;

通常のお祭りは、基本的に祭り観覧者が一つのスケジュールに沿って、観客が一つの催しに集中しやすいようになるものですが、鷲宮の「土師祭」の場合は、祭り会場(主に「鷲宮神社駐車場」、「鷲宮神社門前通り商店街」、「鷲宮コミュニティ広場」の3箇所)各所で同時刻帯に、様々な催しが行なわれます。
恥☆アソビ(仮)2014

土師祭観覧者は、それぞれが楽しそうと思う催しを見る選択肢が用意されているというわけです。
もはやロック・フェスのような形式になりつつあるのかもしれません。「土師フェス」とでも言うべきか。

そのような内容のため、人によっては、どうしても見たい催しが重なることもあると思います。
場合によっては二度と見れないイベントになるかもしれません。
あえてそうゆうプログラムにしているのは、そんな一期一会のイベントだからこそ、自分が見たいと思って選択した催しを、悔いの無いよう全力で楽しんで欲しいという意図が主催者側にあるのだと思います。


今年の「えるるのえるろぐ」の土師祭特集では、少しでも土師祭を楽しんでもらう判断材料として、私なりにオススメする第32回土師祭の攻略ガイドのような内容を次回より数回に分けて書いていきます。

土師祭には一般の家族連れはもちろんのこと、いわゆる「オタク」な方たちが大勢訪れますが、全てが同じ目的で来るわけではありません。
オタクと言っても多様な趣味趣向があるため、全ての人に個別に案内することは不可能ですので、今回は主に「らき☆すたファン」、「コスプレイヤー」、「アニソン・ライブファン」、「千貫神輿目的の(非オタク)一般向け」の4つに分けてそれぞれ向けにご案内をしていく予定です。(※予定なので、忙しさによっては多少予定変更になる可能でいもありますが^^;)

これらは、あくまで私個人の「自分だったらこう行動する」という指針で案内するものですので、「なるべく楽しみたいけど土師祭のことを詳しく知らない・・・」という方は参考程度にご覧ください。

ただ、共通して言えることは、福原香織さんが登場予定なので、どんなに晴れていても雨具の用意は忘れずに! w
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