鷲宮らき☆すた聖地巡礼レポ えるるのえるろぐ

アニメらき☆すたの聖地、埼玉県久喜市鷲宮の、らき☆すた聖地巡礼情報やイベントレポート・観光情報の他、興味を持ったアニメ作品に関連する話題を載せてるブログ
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【アニメ聖地の火付け役、鷲宮の歴史が分かる?】
商工会鷲宮支所(旧鷲宮町商工会)が主に行ってきた約10年間(2007年頃〜2016年頃まで)の地域振興(町おこし)事業を年表形式にて紹介。
鷲宮におけるまちおこしの経緯/鷲宮・らき☆すた聖地の10年史

タグ:映画

君の名は。」、これほど素直にハマるアニメ映画は本当に久しぶり・・・いや初めてかもしれません。
凄い作品と話題になっていた「君の名は。」を、土師祭でドタバタしていたのが一段落したので遅ればせながら観てきました。(この記事の前半はネタバレはないのでご安心を!)

新海誠監督の作品は2002年頃、「ほしのこえ」や、「Wind -a breath of heart-」のOPの映像美を観てから、その空と雲と青のグラデーションの美しさがとても印象に残り、学生時代のほとんどの期間、PCの壁紙に使ってたぐらいには好きですね。
なので、「秒速5センチメートル」で一瞬「久喜駅」が出たときは驚いたものですw

今回の「君の名は。」はTVCM等で、何処かで観たことあるような男女入れ替わり系の恋愛ものかな・・・、でも新海さんの映像美は観るべき・・・という感覚で観ましたが、まさか観終わった後の幸福感というか満足感というか・・・、期待以上の良いものが観れました。

背景映像も相変わらず素晴らしくて、ブルーレイが発売されたらシーンごとにじっくり観たいほど。
風景を映す何気ないシーンまで綺麗だから、目を逸らすのがもったいないぐらいです。
緻密とはいえ、実写で同じシーンを撮ろうとしてもこの作品の空気感(雰囲気)は出せないと思うので、アニメだからこその美しさですね。
さらにその映像美に合わせて、音楽を担当しているRADWIMPSの歌と映像との連動は本当に見事。
新海誠の真骨頂・集大成と言われるのも納得です。

この記事を書いている時点で「君の名は。」興収119億円とのこと。しかもまだまだ勢いは続くようです。
今までアニメ映画で100億円の興行収入を超えたのはジブリ映画のみ(ジブリ映画内だけでも5作品だけ)なので、ジブリ以外でそうゆう作品が出てきたことは朗報だと思います。
日本のアニメ映画史に、まさに新たな名を刻んだ作品になったわけです。

基本的に私は自分がいいと思ったものが他の人がいいと思うとは限らないので、あえて勧めるということはほとんどしないですが、「君の名は。」に関しては例外にしたい。
まだ観てない人も、「100億円突破のアニメがどの程度のものか観てやろうじゃないか」ぐらいの感覚でもいいので、一度観てみるのも一興ですよ〜^^

・・・というわけで、ここまではまだ観ていない人向けのネタバレなしの感想。
ここからは、久しぶりに良いもの観れたので、劇中で気になった事柄や感じたことを書き連ねてみます。


※以下は「君の名は。」のネタバレが含まれる内容になっています。
まだ 観ていない人はご理解の上で・・・、もしくはここで一旦読むのやめて、観に行った後にでもご覧下さい。


 
  【君の名は。青春と歌と映像美が織りなす、ただひたすらに、美しい物語】の続きを読む

起動戦士ガンダムUCの最終話、エピソード7「虹の彼方に」の劇場先行上映が5月17日から始まったので、早速公開日に観てきました(この記事ではネタバレはしないのでご安心をw)。

思い起こせば2010年の3月に記念すべきエピソード1をブルーレイで買って感動してブログに感想(『ガンダムUC(ユニコーン)発売。素晴らしき高クオリティの宇宙世紀ガンダム』)を書いてた頃からもう4年・・・。
長いようであっという間に感じられます(ノ▽`)
最終話の公開日が決まってから、待ち遠しくて仕方なかったです。
こんなに待ち遠しいと思えた作品は久しぶりかも^^

最寄の映画館は「MOVIXさいたま」なので行って来ましたが、劇場ロビーは人がかなり混雑してました^^;
そのほとんどがガンダムUCを観に来てた人と、グッズを買う人でした。
 ガンダムUCエピソード7
そして夕方の(3回目?)上映でも観客席は満席でした。
いくら人気作の初日でも、3回目の上映ぐらいになると満席になる光景は滅多にないと記憶していますが、改めてガンダム作品というビッグタイトルの人気を実感しました。
  【劇場でガンダムUCエピソード7「虹の彼方に」を観れて良かった。最高でした】の続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを観てきたので感想を書こうと思います。
まだ観ていない人、ネタバレを見たくない人は別ブログにネタバレ無しの記事を書いているのでそちらをご覧下さい。
エヴァQ観てきました!深夜上映でも満席の大人気っぷり!(ネタバレ無し)(※映画館レポ)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qと私のエヴァ感。やっぱりエヴァは特別ですね!(※ネタバレ無し感想)
このブログ記事では途中から本命のネタバレを含む感想を書いていますのでご注意ください。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(以後「エヴァ序」)と、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(以後「エヴァ破」)はあくまでTVシリーズを元にしていて「エヴァ破」の終盤を除けばストーリー自体は新作と呼べるかと問われれば、そうではないと思います。
それに対して今回公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は、「序」と「破」の過去2作品と違い、完全新作ストーリーになっています。

つまり、(ゲーム・漫画等のアニメ以外の作品は別にして)1995年のTVシリーズと1997年の旧劇場版以来のエヴァの新作アニメになるわけです。
リアルタイム視聴世代にとって、旧劇場版から数えて約15年ぶりの完全新作ということになります。
TVシリーズ1話での冬月のセリフ「15年ぶりだね」を思わず言いたくなるのは私だけでしょうか?w
放送当時、リアルでシンジ君たちと同い年だったと考えると実に感慨深いです。
大げさな言い方ですが、そうゆう意味でも自分にとってエヴァンゲリオンは特別な作品と言えます。

こんな感じで大事ちっくに書いてますが、「エヴァオタ」「エヴァマニア」・・・と言えるほどグッズや書籍は買ってません^^;
エヴァ関連で持っているのはTVシリーズ・旧劇場版のLDと、主題歌シングルやサントラCD、新劇場版のDVD&BDぐらいで、コミックスは最初の1〜4巻ぐらいまでをチラ読みした程度です。
あ〜・・・あとセガサターン版の「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド」買いましたねぇ・・・、いやはや懐かしい(*´ω`)

そんな程度のにわかオタの感想なので、コアなファンからすれば何を今更感のある内容かもしれませんが、私なりに感じた感想を、観た当時の感覚で書き留めておきたいのであえて書いておきます。

※ここから先は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のネタバレを含む内容となっています。
大事なことなので重ねて書きますが、くれぐれも観ていない人でネタバレを見たくない人は観てからの閲覧を強く推奨します。
ネタバレを含む内容でも了承していただける方であればご覧下さい。

エヴァQ公開初日
あと、かなり長いので、そちらもご了承ください^^;
【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qネタバレ感想 衝撃の三作目!まさにサードインパクト!】の続きを読む

おおかみこどもの雨と雪」を早速公開初日に観て来ました。
細田守監督作品は「時をかける少女」と「サマーウォーズ」の感想を書いている身としては、今回の「おおかみこどもの雨と雪」は期待せずにはいられない作品です。

結論から言えば、期待に応えてくれた素晴らしい作品でした。
2人の子を育てる母「花」の、母親としての強さと優しさと深い愛情が、約2時間の映画の中で描かれていました。
もちろん、「雨」と「雪」も加えた3人で主役の話ですが、私が初めて見て印象に強く残っているのは「花」の我が子を想う芯の強さでした。

ネタバレのない範囲で作品について書けることとして、注目すべきは背景美術。
過去の細田守作品でも背景の緻密さには定評がありましたが、今回はその緻密さに「動き」が入ったことに驚きました。
従来のアニメ背景では、1枚絵として描かれるため動きのないのが当たり前でした。
動かそうとすれば、キャラクターと同じようなセル画の質感になってしまい、背景の緻密さは表現しにくいわけですが、今回は背景をCGで動かすことにより、背景の緻密さを維持しながら風の動きなどを再現しています。

話の内容やキャラクターの魅力もそうですが、「おおかみこどもの雨と雪」はアニメ背景の素晴らしさも特筆すべき映画だと思います。

親にとっては「子を育てる」ということ、子にとっては「これからの人生を選ぶ」ということ、そんな人生の中で最も大切な時期を、「おおかみ」というアクセントを上手く使って分かりやすく描いた作品ではないでしょうか。
これから観る人は、そういった部分にも意識して観ると、より一層この作品の見所が分かってくるかと思います。

※これ以降は作品のストーリーの内容にふれます(いわゆるネタバレです)ので、まだ「おおかみこどもの雨と雪」を観ていない方で、自分で観るまで内容を知りたくない方は、観てからの閲覧を推奨いたします。 【「おおかみこどもの雨と雪」感想 「元気で、しっかり生きて」。セリフから読み解く母「花」の深き愛(ネタバレ有)】の続きを読む

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